株式会社三信不動産販売 建築設計部のHPにお越しいただきましてありがとうございます。
記念すべきHPブログの第1回目は、
【人と家(住まい)の話し】をしたいと思います。
人の寿命は100歳時代で平均80歳を超えています。
それに比べて木造戸建住宅は築後30年から40年と
はるかに人の寿命の方が長く、生涯なにも改装や改修をせずに
「住まいがいい状態」で過ごす事は不可能なわけです。
そこで、「住まいがいい状態」とは、どんな状態なのでしょうか?
そして、どんな時、どんな状態の住まいをどのようにして暮らすのか?
と言う話しです。
一番は何と言っても「雨漏りがない状態」である事・・・。
近年の異常気象が原因で多発する台風による暴風雨で「雨漏り!」
昨年の夏以降は本当に相談や工事依頼が多い年でした。
「台風で屋根が飛んだ」なんて漫画のような話も
今では他人事ではなく現実におこります。
そして、もっと悩ませられるのが「原因不明の雨漏り!」
直に雨漏り浸入箇所が特定できて、的確な補修ができれば
ひと安心となるのですが、浸入箇所の特定が難しい事が多く
悪い箇所がわからなければ、補修する事もままならず・・、
雨水の浸入箇所として考えられるのは、屋根やベランダ、窓サッシ廻りや外壁など様々・・・、
えっつ!こんな所から?と驚くケースも多いものです。
冒頭お話ししたように30年メンテナンスなしで
「住まいがいい状態」で暮らす事は残念ながら出来ません。
例えば屋根からの漏水である場合、天井裏から壁につたわりカビが生え、
知らないうちに日常生活で吸い込み健康に悪影響。
水分を吸収した壁内の断熱材は傷み、断熱効果を減少させ、
健康だけではなく、快適な生活をも大きく妨げてしまいます。
さらに木部の柱や土台、電気配線周辺に影響が及ぶと、
シロアリの発生や漏電でショート・・。
建物本体の耐震性も失っていくなど、どんどん危険がひろがり
深刻な状況になってしまうわけです。
ですから「雨漏りがない状態」にする事は
「住まいがいい状態」の一番だと考えるわけです。
つづく・・・
ご自分で住まいのチェックをしてみてはかかがでしょうか?
●壁や天井にシミがある●屋根や外壁にヒビがある
●天井や内壁が膨れている・剥がれている
●壁に触ると湿っぽい●サッシが濡れている●室内がカビ臭い
発見したらなら、どこかで雨漏りしている可能性アリのシグナルです。
気になることがありましたら、ぜひ当社までご相談ください。